認定子ども園って？
認定子ども園とは？
認定子ども園とは、就学前の子どもに教育・保育・支援を一体的に提供する施設として、都道府県に認定を受けた施設です。幼稚園には認可園と認可外の２通りがあり、保育園にも認可園と認可外の２通りがあるので、認定子ども園は２×２＝４通りがあります。
①幼保連携型 認可幼稚園×認可保育園
ニュース等でよく出てくる、国が推進しようとしているのは、この幼保連携型です。保育園部分は認可園ですので、国の設置基準を満たしており、保育料は保護者の所得によって決まりますが、入所について市区町村を通してではなく、園と直接契約します。
②幼稚園型 認可幼稚園×認可外保育園
佐賀市で多いタイプです。保育園部分はあくまでも認可外ですが、2・3号認定の子どもも受け入れるようになりました。
認可保育園は日曜・祝祭日・年末年始以外で休みになることはまずありません。（大きな台風などの自然災害等で生命に危険が及ぶ可能性がある場合は休園になることはあり得ます）
2・3号認定の子どもを預かる施設は、11時間以上の開園が求められ、普通の土曜日、学校の長期休業中、お盆休みなども普段通りに開園することになっています。
よって、2号・3号認定については、
「夏休みなので2・3号認定の方も短時間しか預かれません」
「冬休みなので2・3号認定の方もなるべく家庭保育を」
「仕事があってもお盆期間は預かれません」
「卒園式以降はたとえ3月中でも預かれません」
はNGです。
どのタイプの施設に預けていても、保育に欠けている状況は同じだからです。
認可保育園は、3号認定（3歳未満児）には勿論のこと、2号認定（3歳以上児）にも自園調理の給食を提供しています。保育園は調理室必置のため、給食には長年の経験・ノウハウの蓄積があります。③保育園型 認可外幼稚園×認可保育園
全国的にごく少数です。
④地方裁量型 認可外幼稚園×認可外保育園
「認定こども園」ではありますが、あくまでも認可外です。
非常に分かりにくいのですが、
「認定子ども園」であることと「認可園」であることは全く別です。